原子力規制委員会委員長が、福島第1原発汚染水を海に流して処理する方法について「科学的な意味で実行可能な唯一の処分方法である」と述べた。
22日の東京新聞、日本経済新聞によると、委員長は前日の記者会見でこのように言った、「基準を守って実施される以上の環境や海産物に影響を与えるとは到底考えられない」とし、海洋放流に賛成するという意思を明らかにした。
また、日本政府が福島原発汚染水を海洋に放流することに決定した場合、「放流1年前から海洋での放射性物質モニタリングを強化する」とし、海洋放出支持の意思をより明らかにした。
これに加えて福島汚染水の風評被害(風評被害・不適切口コミなどによる被害)については、「事故で破損し原子炉を経てきた水(汚染水)に対し(海洋放出に)強い抵抗感があるのは知っている」とした。
それとともに、その対策として汚染水を海洋に放流する前後に、放射性物質の濃度に関する情報を正確に公開し風評被害を抑制することとした。
福島第1原発1〜4号機では2011年の東日本大震災当時、爆発以来溶け出した燃料を冷やす循環冷却水に雨水や地下水が流れて混ざり汚染する現象が引き続き発生している。
東京電力は、汚染水を多核種除去設備(ALPS)と呼ばれる装置でろ過して貯蔵タンクに入れて原発敷地内に保管している。このように保管している汚染水は、9月には123万tに達する。汚染水を保管するタンクの容量は2022年の夏に限界に達する見込みである。
先立って去る21日、菅義偉首相は、福島第1原発から発生する放射性汚染水処理方法について早急に決定する方針という立場を明らかにした。
日本経済新聞によると、菅首相は「いつまで方針を決定せずに先送りすることはできない」と語った。
日本政府が福島汚染水を海に放流して処理する方針を今月内に決定することをメディアの報道では「現時点での方針や時期を決定することはなかった」と否定した。 【日本原子力規制委員長「汚染水の放流は唯一可能な手段だ」←韓国人「お前らが飲んで処理しろ!」】の続きを読む